Day3 羊の生贄を見る
・カーリー寺院へ
昨日、バスで行こうとして失敗したので
今日は電車で行くことに。
途中でチャイを飲む。
朝はチャイがうまい。しみる。
最寄り駅から
カーリー寺院は近かった。
途中には沢山のおみやげ屋さん。
・カーリー寺院と儀式
寺院の中は撮影禁止だったので、
これ以降写真はなし。
お寺に入ろうとすると、
土産屋の1人が靴を投げと言ってきた。
歩き方にも脱ぐと書かれていたので、従う。
靴はお店の軒下に置かれた。
盗まれないかちょっと心配。
そのあとそのおっちゃんに
お供え用の花を渡され、
中を案内される。
あこれチップとかめんどくさいやつだと
思いつつ、おっさんがいい人そうだったので従う。
本殿に連れてかれた。めっちゃ人が並んでる。まずはここでお祈りするらしい。
ヤギの生贄はどこでするのかと聞いたら、
本殿の裏の黒色の建物に案内してくれた。
ここでヤギの首が切り落とされるとのこと。
まだ儀式まで時間がありそうだし、
本殿にお祈りすることに。
おっちゃんはVIP案内してあげるとか言ってきたけど、流石に断った。
彼に50ルピーだけ支払い、花を受け取った。
行列に並び、
本殿の中に入るとお香の匂いがすごかった。
するとまた怪しいオッちゃんがビンディーを塗ってきて俺にお祈りした。
100ルピーとか言ってたけど流石に断る。
おそらくカーリー？の像に向かって
花を手向け本殿の参拝は終了。
あとは儀式まで待つ。
例の建物の前で待機するも、
なかなか始まらない。
10時半くらいになってやっと
2頭のヤギが連れられ、
儀式の場の近くのフェスンスにくくられた。
ああこのヤギたちが生贄になるのか、
後数時間の命なのか。
なにか感じ取っているのだろか。
ヤギはただ大人しくしているだけだった。
しかしその後スコール。
みんな屋根の下に避難する。
これで多分儀式の時間が後ろ倒しになった。
雨が上がったのが11時半ごろ。
するとどこからか分からないが、
子ヤギが建物の方に連れてかれてきた。
うわついに始まるかと。
建物の中に連れてかれたヤギに
寺院のおっちゃんが水をバケツ二杯分かけて清める。
その間に2頭の大人ヤギも建物の中に連れてかれた。
すると子供達が太鼓を鳴らす。
男2人が子ヤギの前足と後ろ足をそれぞれもつ。
二本の木の間に首が差し込まれ、
大きなナタを持った男が一気に首に向かって振り下ろした。
一瞬だった。
子ヤギの胴体と首は離され、
胴体は男たちによって放り出された。
首の方はまだ口がパクパク動いているし、
胴体は足がジタバタしてる。
血がじわーっと床に広がる。
その後、大人ヤギの首には
花がかけられ、
子羊と同じ動作で首がはねられた。
子供達が胴体と首を大きな銀のタライに入れ、
どこかへ持っていく。おそらくこの後処理するのだろう。
衝撃的な光景だったが、
思ってた以上のショックを受けなかった。
それよりも
命はこんなに簡単に終わるのかと。
さっきまでふつうに生きてたヤギが
こんなあっさり死んでしまうのかと。
いつか自分も簡単に死んでしまうんだろうなあ
帰りに外からカーリー寺院を撮った。
・帰り道、日本語喋れるインド人大学生に会う。
地下鉄降りるときに急に若いインド人に日本語で話しかけられた。
日本に一年いて、
インドに帰ってきたけど、
日本語話す機会がなくて困ってるとのこと。
あー絶対詐欺だと思い、てきとうにあしらう。
でもよく聞いてみるとちゃんと日本語で受け答えできるし、
英語の発音もめっちゃいい。
途中からこれはマジのやつだと思い、
ちゃんと話して最後に写真とった。
インドでは良い人と悪い人を見分けるのが難しい。
・ハウラー駅へ
宿で待機した後、ハウラー駅へ向かう。
地下鉄でハウラーの近くに駅に着く。
しかし雨。
最悪だと思いつつハウラーまで歩く。
途中でハウラーに向かうというバスを奇跡的に見つけ乗り込む。
ハウラー着。
人人人。
大衆食堂でプリーとベジカレーを食べる。
前に座ってた18歳(兄)と15歳(妹)の兄弟に
ここのカレーはまずいよと言われる笑
たしかに美味しくない。
日本に帰るまでに良いレストランを見つけるといって立ち去る。
乗る電車のプラットフォームを電光掲示板で確認する。
21番だ。
しかしいくら探しても21番が見つからない。
そこで駅の職員のお姉さんに聞いてみると、
隣の建物だよと。
危ない危ない。
急いでそちらへ向かう。
21番を見つけた。
やった
しばらくすると乗る電車が来た。
中はこんな感じ。
ひどいときいてたけど、
全然大丈夫そう。
下の席は素朴なお母さんと姉妹だし。
待ってるとゴリゴリのおかまが
なぜかおかねを集めに来た。
めっちゃしつこい。
すると一緒にいたこのイケメンが追い払ってくれた。
イケメンありがとう。
明日は一日中でんしゃや、、
